ごあいさつSDG's

 当社は、東北地方における天然ガスの普及を目指して、東北電力株式会社と石油資源開発株式会社の共同出資により1993年に設立以来、主に都市ガス事業者さまや産業用のお客さまなど向けに、天然ガスやLNG(液化天然ガス)を安定的に供給してまいりました。
 この間、2011年3月11日に発生した東日本大震災においても安全・安定供給を確保し、その供給実績は高い評価をいただいております。

 天然ガスは、石炭や石油に比べて燃焼時の二酸化炭素や窒素酸化物の排出量が少なく、また、硫黄酸化物を発生しないクリーンなエネルギーとして都市ガス原料、産業用燃料などに広く利用されております。

 一方、2016年4月に電力小売全面自由化が、2017年4月にガス小売全面自由化がスタートし、様々な事業者がエネルギーの小売市場に参入することで競争が活発化してきました。
 また、気候変動に対して、2020年10月の総理所信表明で、我が国は2050年のカーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指すことを宣言されたのを契機に、天然ガスをめぐる社会環境は大きく変化してきております。
 さらに、ESG(環境・社会・ガバナンス)に対するステークホルダーの関心の高まりなどを受け、サステナブル(持続可能)な社会の実現に寄与することを期待されてきております。

 こうした環境の変化を踏まえて、当社としては、環境負荷の低い天然ガスの利用拡大を促進することで、皆さまと共に社会的課題を解決するというサステナビリティへの取り組みを積極的に推進してまいります。

 当社は、これからも様々なお客さまのご要望やご期待にお応えしながらエネルギーの安定供給に努め、皆さまと共に東北地域ならびに社会全体の持続可能な発展を目指し、天然ガスの普及促進に邁進してまいります。